土門豆腐店

提供: 小樽のじかん事典

土門豆腐店は、小樽市新富町、南樽市場の入口前にあった豆腐店。1954年(昭和29年)創業[1]

手作りの豆腐を販売していた店舗である[2]。豆腐は、国産とアメリカ産をブレンドした大豆と、ミネラルに富む軟水の小樽の水を使って作られていた[1]。毎朝6時ごろから120丁ほど作っており、1丁450gとかなりの大きさで[1][2]、美味と評判であった[2]

大揚げも、最初は低い温度で揚げて、仕上げは少し強めの温度で揚げることで、食感の良い上に、大きくて分厚く作られる、人気商品であった[1]

豆腐も大揚げも、売り切れになることが多かった[1][2]。多くの店で包装用のポリ袋が有料になって以降も、この店では「お気持ちで」と、好きな金額を貯金箱に入れるスタイルであった[1]

店主の人柄もあって、長年にわたり、多くの客たちに愛された[1]。市外にも名を知られており、定期的に札幌から訪れる熱烈なファンにも恵まれた[3]

2024年(令和6年)1月の店主の逝去に伴い、閉業した[4]

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 2023/10/21 放送 - 小樽のおとうふ屋さん「土門豆腐店」 -. AIR-G' FM北海道 80.4 (2023年10月21日).
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 昔ながらの手作り豆腐「土門豆腐店. 小樽朝里川温泉 ホテル 武蔵亭 (2017年10月10日).
  3. 「おとうふ一丁! 土門豆腐店 天狗の水 伝統を支える“隠し味”」『北海道新聞』2002年3月5日、樽A朝刊、24面。
  4. [@mami_matsumoto55] (21 June 2024). “実家の #土門商店 です。80年もの長きにわたり、地域の皆様に支えられ、愛していただいた店でした。本年1月18日の父逝去にともない、閉店させていただきました。”. Instagramより.